【金のホールマークってなに?造幣局の刻印?】買取前に知っておきたい基礎知識【川崎市多摩区・買取専門店エンクルの鑑定士が解説】
- 吉田 太河
- 7月22日
- 読了時間: 3分
おはようございます!川崎市多摩区の買取専門店エンクル稲田堤駅前店 鑑定士の吉田です!
早速ではありますが、金製品をお持ちの方なら、リングの内側やネックレスの金具部分に刻印を見かけたことがあると思います。
その小さなマークや数字、実はとても大切な情報が詰まっています。
今回は、買取の実際の現場でもよく話題になる「金のホールマーク」について、詳しく・分かりやすく解説いたします。

■ ホールマークとは?
ホールマーク(hallmark)とは、貴金属の純度・品質を保証する刻印のこと。
製造元や検査機関によって打たれるもので、その品物が本物の貴金属であるという証明になります。
もともとは中世ヨーロッパで始まった制度で、貴金属の偽造を防ぐために制定されました。現在でも国際的に広く用いられており、金・プラチナ・銀製品の取引において重要な判断材料とされています。
■ 日本で見られる主な金のホールマーク
日本国内で流通している金製品には、以下のような刻印(ホールマーク)が使われています。
【例:金の純度表示】
K24(純金・99.9%)
K22(約91.7%)
K20(約83.5%)
K18(約75.0%) ←最も一般的
K14(約58.5%)
K10(約41.7%)
K9(約37.5%)など
「K」は**カラット(Karat)**の略で、「24」が純金を意味します。つまりK18は「24分の18が金である」=**金含有率75%**の合金という意味です。
■ ホールマークに含まれる“その他の情報”
多くのホールマークには、純度以外にも下記のような情報が含まれている場合があります。
製造元のロゴや記号(ブランド名など)
宝石鑑別団体の証明マーク
国際的な検定機関によるマーク(日本の造幣局やスイス・イギリス製など)
素材名(Pt、Au、Agなど)
たとえば、ヨーロッパのジュエリーには「750(=K18相当)」や「585(=K14相当)」などの数字表記のみが使われることもあります。
■ ホールマークが無いけどどうすればいいの?
エンクルでは問題ございません!
ただし、ホールマークが確認できる品は「鑑定の手がかり」となるため、査定がスムーズで信頼度が高くなる傾向があります。
一方で、下記のようなケースでもしっかりお調べしますのでご安心ください。
刻印が薄れている/摩耗して読めない
刻印がまったく無い
海外製で見慣れない表記がある
当店では、**比重計・X線分析器**などの専門機器と、鑑定士の豊富な知識で、刻印に頼らずとも素材の本質を見極めます。
■ 偽物のホールマークも存在する?
実は…**偽物の刻印(打刻)**を用いた粗悪品も一部存在します。
金メッキ製品にK18などと刻印されていることもあるため、「刻印がある=本物」とは限りません。
だからこそ、買取店選びが重要になります。エンクルでは、15年以上の経験を持つ本物の鑑定士が、査定理由を明確にご説明しながらご案内いたします。
■ ホールマークがなくても、エンクルなら安心
「刻印がないからダメだと思っていた」「メッキか本物か分からなくて不安」そんな方も、ぜひ一度無料査定をご利用ください。
“本物の鑑定士”がいる買取専門店エンクル 稲田堤駅前店では、お客様のお品物を一点ずつ丁寧に見極め、その場でスピード査定・高価買取いたします。
📍店舗情報
買取専門店エンクル 稲田堤駅前店
川崎市多摩区菅2-3-8 はしばビル1階
☎️ 044-281-4774
営業時間:10:00〜19:00(定休日なし)
JR南武線「稲田堤駅」徒歩2分/京王稲田堤駅からも徒歩圏内
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