【中古ロレックス市場に迫る変化】米国39%関税の影響と今後の展望【川崎市多摩区・買取専門店エンクル稲田堤駅前店の鑑定士が解説】
- 吉田 大河
- 8月5日
- 読了時間: 3分
おはようございます!買取専門店エンクル稲田堤駅前店の鑑定士、吉田です。
先日、ブルームバーグのこちらの記事が気になりました。
"ロレックス販売の英企業、スイス関税の最初の犠牲-スイス企業も身構え"
んー、いよいよ影響があるかー・・・っと感じたのですが、以下にざっくり要約いたします。

① 米国がスイス製品に課す“39%の関税”、8月7日施行へ
2025年8月7日より、スイス製品に対して米国が**最大39%の関税(通常10%+国別追加29%)**を課すことが発表されました。これはトランプ政権によるスイスとの貿易赤字対策の一環とされ、ロレックスをはじめとするスイス高級時計も対象となります。
② 新品の価格高騰を懸念、消費者は中古市場へ回帰
この関税により米国の新品スイス製時計の価格は20〜35%程度上昇する可能性があります。一方で、過去に輸入された“関税対象外”の在庫への関心が高まり、中古時計市場の需要はさらに加速する見通しです。モルガン・スタンレーの分析では、一ヶ月で+10%の上昇、半年以内に最大35%上昇する可能性も指摘されています。
③ 英国の高級時計販売企業にも波及
英「Watches of Switzerland」などスイス時計を多く扱う企業が、米国の関税を受けて株価を大きく下落。ロンドン市場では最大9%(一時9.2%)の急落も記録しました。これは市場の先行き不透明感を反映しています。
④ 中古時計市場の構造変化
今後は「国内在庫・関税前流通の中古ロレックスなどは、より魅力的な選択肢として相対的な価値が上がっていきます。
🔍 当店、エンクルのような中古買取店にとって、今後の視点とは?
✅ 1. ロレックス・パテックフィリップなどの中古価格はさらに上昇傾向
人気モデル(デイトナ、サブマリーナ、GMTマスターなど)は、輸入関税後の価格上昇を背景に、さらに価格が安定・上昇する可能性があります。
✅ 2. 購入ではなく売却を検討されている方への“今が売り時”のわけ
新品価格が高すぎて買いにくくなる今こそ、次を見据えた売却機会として、買取サービスの需要も高まります。
✅ 3. 真贋・鑑定の信頼性の重要性が増す
市場が二極化する中で特に真贋鑑定の精度と信頼性が問われます。エンクルでは鑑定士が目の前でしっかり査定し、価格の根拠を明確にお伝えします。
✅まとめ:今が中古ロレックスの“買取チャンス”に転じる時!
スイス製高級時計への高関税により、新品が割高感を被る
その結果、中古市場へ乗り換える動きが顕著に
国内在庫やプレタ仕入れの中古モデルは“資産”として価値上昇の余地あり
正確な査定と価格理由の説明が可能な店舗の信頼性がカギに
当店買取専門店エンクルでは、ロレックス・オメガ・カルティエなどのブランド時計を高価買取中です。
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